不特定多数の異性と性交渉があり、数日前から喉の痛みと倦怠感があり、他院で風邪で処方してもらった抗生物質を飲んでも治らず、咽頭淋病かもしれないと気になり、当院を受診されました。
うがい液によるクラミジア、淋病検査をおこないました。淋病にも効果的な抗生物質の薬を処方し即日治療も開始しました。
その後2日~4日で、検査結果はネットで確認され、咽頭淋病陽性の結果のため、まだ違和感が残る状態でした。
そのため、抗生物質の点滴に変更し、やっと症状が改善し治癒しました。
咽頭淋病は治りが悪いこともあり、飲み薬だけでなく、点滴(セフトリアキソン)をおこなうこともあります。
淋菌性尿道炎になり、喉の痛みも出てきたため、淋病による咽頭炎を疑い、当院泌尿器科受診となりました。
うがい液による咽頭淋病の検査をおこないました。検査の結果、うがい液も淋菌陽性で喉の痛みが残るため、淋菌性尿道炎の薬とは別の点滴に変更しました。
1週間ほどで喉の痛みや違和感はなくなり、治癒しました。
淋菌性尿道炎と咽頭淋病を併発することもあります。抗生物質は、淋菌性尿道炎に効果があっても咽頭淋病には効果が弱い場合もあります。
その場合、別の効果的な抗生物質を選択することが大事になります。
喉の痛みがあり、発熱や喉の腫れを感じるようになったため、ピンク○ロンで働いていることもあり、咽頭淋病が心配になり、当院泌尿器科を受診されました。
うがい液による喉の検査(淋病とクラミジアのPCR)をおこないつつ、その日に抗生物質の飲み薬を処方しました。
後日、ネットで検査結果を確認したら、淋菌陽性(感染している)でした。
風俗関係で働いている方だけでなく、性交渉の機会がある方も感染している可能性はあります。
元々扁桃腺が弱い女性の方でしたが、扁桃炎がなかなか治らず、他院耳鼻科で処方してもらった抗生物質でも治りきらない状態でした。
ネットで調べたら、淋菌性咽頭炎ではないかと心配になり、新宿駅前クリニックを受診されました。
うがい検査をおこなったところ、淋菌陽性でした。耳鼻咽喉科で処方された薬とは別の系統の抗生物質の飲み薬の処方しました。
淋菌が原因の咽頭炎では、通常処方される抗生物質では効果が弱い場合もあります。そういった意味でも淋菌性咽頭炎の検査をすることは意義があります。
6. 尖圭コンジローマ