持ち家不要論 04.夏涼しく冬暖かい家を
建てるにはお金がかかる

日本の気候は夏は温度と湿度が高く、冬は温度と湿度が低く、室外の新鮮な空気を取り込みながら室内を一定の温度と湿度に保ち続けるのはそう簡単なことではありません。
夏は温度は25度〜28度、湿度は45%〜60%、冬は温度は18度〜22度、湿度は55%〜65%程度といわれています。

〈人が快適に過ごせる温度とは?〉

住宅会社のチラシやネットのホームページには、「夏涼しく冬暖かい家が建てれます!」と書いてあります。
よく戸建ては冬寒いといいますが、簡単にマンションのように夏涼しく冬暖かい家を建てることはできません。やはり、お金をある程度かけないと難しいです。
断熱材も高性能なものを選び、気密性を高めることができる建築会社を選び、第1種換気システムを選ぶとなると、費用もドンドン上がっていってしまいます。

私はできるだけ夏涼しく冬暖かい家を建てたかったので、高気密高断熱にこだわりましたが、費用とのバランスを考えるとコスパを度外視したともいえます。

高気密高断熱の戸建てをコスパよく建てた方々のブログで勉強させていただきました。

〈高気密・高断熱・長持ち・ローコストな家の施主ブログ〉

〈地震に強く、快適かつコスパの良い住宅とは〉

マンションは冬が寒くない理由

マンションは冬が寒くない理由

マンションの魅力は、冬が寒くないことが挙げられます。外に1面(マンションの角部屋なら2面)しか接していないですが、戸建ては6面接しています。マンションは左右や上下に接する部屋が無料で暖めてくれます。

マンションと同じくらいに快適に過ごすなら、断熱性や気密性を高める必要がありその分コストがかかるのです。
当たり前といえば当たり前ですが、マンションの魅力の1つです。

注文住宅は木造を選ぶべき

木造は構造上有利に断熱性や気密性を高めることができるため、圧倒的に有利です。平屋や2階建てをコスパ良く建てるのなら木造ということになるでしょう。鉄骨造は断熱性や気密性を高めることはなかなか難しいです。

〈鉄骨住宅の弱点!気密断熱性能を上げにくい理由とは?〉

必要な要素

中古住宅が向いている人

室内の温度には断熱性、気密性、換気が関係しています。断熱性と気密性を高め、適切に換気することが大事になります。

断熱性

断熱性

断熱性とは、外気から伝わる夏の暑さや冬の寒さなどを室内に入れないように遮断する能力です。
断熱性が高ければ家の中の温度を外気温に大きく左右されず、快適な室温に保つことができます。
冷房や暖房の効きがよくなり、光熱費を抑えることができます。
窓、壁、屋根、床などに断熱性能の高い建材を使用します。

高断熱にする費用の目安は以下に書かれています。

〈高断熱住宅にするには、いくら費用が掛かるのか〉

気密性

気密性とは、室内と外の空気の出入りを少なくしているかの指標です。
気密性が高い家は隙間の少ない家になります。
気密性が高いと室内の空気が外に漏れずらく外の空気が室内に入りにくく、夏や冬でも快適に過ごすことができます。

気密性を高めるには、建材と建材の接合部分を気密テープなどで隙間なく施工する必要があります。
気密性が高い戸建てを建てるのが得意な住宅会社と得意でない住宅会社があります。

部屋の温度は換気と逆相関関係にある

気密性の高い家であれば全く換気をしなければ、熱が出入りすることもありませんし、部屋の温度を一定に保ちやすくなります。

しかし、換気も必要量しないと、二酸化炭素が上がりハウスダストなども蓄積されやすくなってしまいます。
部屋の温度の安定と換気は逆相関関係にあります。
必要な量を換気することために、換気システムを適切に配置することが大事になります。

換気を過剰にするデメリット

換気を過剰にするデメリット

換気を過剰にすると冬は暖めた空気が外に出やすくなり寒くなりがちで、夏は冷やした空気が外に出やすくなり暑くなりがちです。せっかく高気密高断熱の家を建ててエアコンを使用しても、過剰に換気してしまってはもったいないことです。

全館空調はもったいない?

共働きであまり家にいないのなら、仕事で家にいない日中に常に建物全体の温度を一定にしている全館空調はもったいないという考えもあります。
全館空調は初期コストだけでなく、電気代などのランニングコスト、フィルターなどのメンテナンスコストなども高くなりがちです。
エアコンが故障しても家電量販店のエアコンを使用することができず、メーカーの割高なエアコンをつける必要があります。

ホームページで住宅の性能を確認する

ハウスメーカーであれば、採用している建材の断熱性能、気密性能の目安、換気システムの種類をホームページ上で掲載していることが多く、住宅の性能を確認することができます。

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